事務局スタッフは全員「現地人」ですが・・・。
2016年10月24日
今月から、越前市の”手仕事”・”人”・”文化”に触れて頂く企画として『手仕事のまち歩き ~越前市・ニッポンの仕事場歩き~』をスタートしました(^O^)!。越前市では、国の伝統的工芸品に指定されている「越前和紙」、「越前打刃物」、「越前箪笥」の産地をはじめ、市内を散策すると、あちらこちらで「ものづくり」の風土に出逢います。この企画では、越前市1500年の歴史が育んだ”技”や”町並み”、”心意気”を「まち歩き」を通して発信していけたらなぁと思っております(^_^)。今後とも宜しくお願いします(^O^)!
さてその第1弾として、先日、「越前和紙の産地・今立(いまだて)五箇のまち歩き ~1500年の伝統と技が息づく村里を訪ねる~」を開催しました(´▽`)。ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました(^_^)。
今立五箇地区とは、旧今立町岡本地区にあった大滝、岩本、不老、新在家、定友の五箇村のことです。古くから上質な越前和紙の産地として知られる地域で、その歴史は1500年にも及ぶんですよ( ´艸`)。漉屋、漉職人、紙加工者、紙商、紙漉道具屋などの紙産業の一大体系が成り立っていたことから、各村の町並みには各産業の面影を垣間見ることができるんです( ゚∀゚ )!。現在も60カ所以上の製紙所があり、和紙の生産量・職人の数共に日本一を誇る和紙の聖地でもあり、歩けば歩くほど、奥深い和紙文化に触れられる地域でもあります(´∀`)。
今回のツアーでは、昔ながらの紙漉き工程が見られる卯立の工芸館をスタート地点に、紙商人が栄えた岩本地区を散策、
福井藩の御用紙を漉いていた三田村氏の庭園(国の名勝)、紙祖紙岡太神社・大瀧神社、紙漉き職人のまち大滝地区、明治元年創業の山次製紙所、五箇地区で長年愛される熊野餅店を訪ねました。
普段見ることのできない三田村氏庭園では、三田村さんご自身にガイド頂けたり( ´艸`)
山次製紙所では、実際に操業中の手漉き工房の様子を見せて頂きました。職人さんからは、熱心に和紙作りの工程を教えて頂けたので、参加者の皆さんにもとっても好評でした(´▽`)!職人さん、お仕事中にも関わらず、ご親切にありがとうございました( ´艸`)。
実は今回のまち歩きツアーでご紹介できたのは、今立五箇のほんの一部…(^_^;)。これからどんどん「手仕事のまち歩き」ツアーを企画して、たくさんの方に、越前和紙の産地の魅力に触れて頂きたいと思います(゚∀゚)!今後ともどうぞ、宜しくお願い致します(´▽`)!