「ちひろの生まれた家」記念館では、ちひろ美術館との共催により、ピエゾグラフ展「ちひろ 子どもを見つめて」を開催します。
いわさきちひろは、第二次世界大戦後に画家を志してから、1974年に55歳で亡くなるまで、生涯のテーマとして、子どもを描き続けました。平和な日常のなかでかがやくいのちや、戦禍にさらされた子どもの心を見つめ続け、絵を通して、その尊さを今も訴えかけています。娘時代を戦争のただなかで過ごしたちひろは、平和だった幼いころの甘美な思い出とともに、子どものころのみずみずしい感受性を持ち続けました。なにげない日常のなかでかがやく子どもたちの姿に心を寄せて、子どもが見せる一瞬の表情や心の動きをとらえています。そこには、時代が変わっても決して変わることのない大切なものが映しだされているようです。本展では、ちひろが見つめ続けた子どもたちの心をピエゾグラフ作品でご紹介します。
(写真はイメージです)
いわさきちひろ 生誕地・武生 ピエゾグラフ展「ちひろ 子どもを見つめて」
〔会期〕2020年12月11日(金) ~ 2021年3月1日(月)
〔会場〕 「ちひろの生まれた家」記念館 (越前市天王町4-14)
〔TEL〕0778-66-7112
〔開館時間〕10:00~16:00 / 火曜休館
〔入館料〕一般 300円/ 高校生以下は無料
※一般団体(10名以上) 200円
※中学生以下の団体(5名以上)の引率者(1名) 無料
※障害者手帳をお持ちの方 150円
※障害者の引率者(1名) 無料
〔駐車場〕記念館の西側駐車場:3台、東側駐車場:8台
〔主催〕 越前市観光協会、ちひろ美術館
〔HP〕http://chihironoie.jp/