「ちひろの生まれた家」記念館では、ちひろ美術館との共催により、ピエゾグラフ展「ちひろくらしのなかで」を開催します。いわさきちひろは、1952年に東京都練馬区下石神井(現ちひろ美術館・東京所在地)に家を建て、家族3人でくらし始めます。後に、絵本画家として活躍するなか、義父母と実母と住み込みのお手伝いさんとその家族を迎え、大家族の主婦として家庭を支えました。ちひろは1974年に55歳で亡くなるまでの22年間をその家でくらし、忙しいなかでも、自分らしく装うことや心地よく住まいをしつらえることを楽しんでいました。1966年には信州の黒姫高原にアトリエを兼ねた山荘を建て、東京の喧騒を離れ、自然に親しむ時間も大切にしていました。そうしたちひろのくらしぶりは、絵のなかにも映し出されています。本展では、ちひろが慈しんだくらしを、ピエゾグラフ作品と資料からご紹介します。
(写真はイメージです)
いわさきちひろ 生誕地・武生 ピエゾグラフ展「ちひろくらしのなかで」
〔会期〕2020年9月18日(金) ~ 11月30日(月)
〔会場〕 「ちひろの生まれた家」記念館 (越前市天王町4-14)
〔TEL〕0778-66-7112
〔開館時間〕10:00~16:00 / 火曜休館
〔入館料〕一般 300円/ 高校生以下は無料
※一般団体(10名以上) 200円
※中学生以下の団体(5名以上)の引率者(1名) 無料
※障害者手帳をお持ちの方 150円
※障害者の引率者(1名) 無料
〔駐車場〕記念館の西側駐車場:3台、東側駐車場:8台
〔主催〕 越前市観光協会、ちひろ美術館
〔HP〕http://chihironoie.jp/