特別展「秋のおとずれ」

 

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「ちひろの生まれた家」記念館では、ちひろ美術館との共催により「いわさきちひろ 生誕地・武生 ピエゾグラフ展 秋のおとずれ ~木の葉のささやき」を開催しています。

 
コスモス、ススキ、吾亦紅(われもこう)、桔梗(ききょう)、野菊などの秋の花。風に舞い落ちる木の実や木の葉。越前市出身の絵本画家・いわさきちひろは秋のモチーフを自在に構成して、彩りにあふれた秋の情景を描き出しました。リズミカルに配置した草花や木の葉の向こうに遊ぶ子どもたちや、物想いにふけるように自然のなかにたたずむ子どもの姿もとらえています。絵のなかの子どもたちは、木の葉を手に取りその色合いや形を見つめたり、枯草を摘んで部屋に飾ったりしながら、過ぎ行く季節に想いをはせていたちひろの姿にも重なるようです。

ちひろの母・文江は種苗屋の生家に育ち、博物(理科)を学び高山に登って植物採集をし、教員時代には校庭の花壇で季節の花々を育てていました。こうした母・文江の自然を慈しむまなざしは、ちひろの感性にも受け継がれているのでしょう。本展では、ちひろの秋ならではの子どもたちを描いた作品をピエゾグラフで紹介します。

 

いわさきちひろ 生誕地・武生 ピエゾグラフ展「秋のおとずれ ~木の葉のささやき」

〔会期〕令和元年9月11日(水) ~ 11月25日(月)
〔会場〕 「ちひろの生まれた家」記念館 (越前市天王町4-14) TEL:0778-66-7112
〔開館時間〕10:00~16:00 / 火曜休館
〔入館料〕一般 300円/ 高校生以下は無料
※一般団体(10名以上) 200円  ※中学生以下の団体(5名以上)の引率者(1名) 無料
※障害者手帳をお持ちの方 150円 ※障害者の引率者(1名) 無料
〔駐車場〕記念館の西側駐車場:3台、東側駐車場:8台
〔主催〕 越前市観光協会ちひろ美術館
〔HP〕http://chihironoie.jp/

 

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