菊人形と菊花栽培

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手塩にかけて育てられた、半世紀越えの風物詩。

 

毎年10月上旬から11月上旬にかけて開催され、大勢の観光客や花の愛好家が訪れる「たけふ菊人形」。会場となる越前市武生中央公園には、黄、白、赤の色鮮やかな2万株の菊花が咲き誇ります。

越前市では古くから菊の栽培が盛んで、江戸時代には寺院の境内などで菊の品評会が開かれるなど、菊を育て、愛でる風土が根付いていました。「たけふ菊人形」が始まったのは1952年、市民の菊の魅力を多くの人に伝え楽しんでもらいたいとの思いから企画されました。63回めの開催となった2014年には、第1回からの累計来場者数が700万人を突破。半世紀以上にわたって、花のおもてなしが続いています。

会場を埋め尽くす菊は「万葉菊花園」や市内の農家、愛好家らが1年、展示内容によっては2年の間、手塩にかけて育てます。万葉菊花園には、熱帯のキク科植物などの花が咲くガラス温室も併設されています。