あいざんそう
大正期に建てられた大規模な数寄屋風書院の邸宅
大正期に建てられた大規模な数寄屋風書院の邸宅です。日野山を望む回遊式庭園とともに、情緒あふれる景観が訪れる人の心を和ませてくれます。「価値ある歴史的建造物を残し、越前市の観光資源として生かしたい」という思いで改修され、平成27年春、建設当時の姿がよみがえりました。平成29年に国の有形文化財(建物)に登録されました。
床の間に黒い漆を使うなど格調高い主屋の座敷からは日野山の眺望が楽しめ、庭にある茶室や重厚な土扉が印象的な蔵座敷などを、屋根付きの渡り廊下がつなぐ造りはほかではなかなか見ることができません。文化的価値も非常に高い建築物でありながら、四季折々の緑や花が楽しめる庭園では、特に春になると梅やツツジ、ハナミズキなど美しい花々を楽しめます。越前市ゆかりの絵本画家いわさきちひろの絵も展示されているので、ぜひ足を運んでみてください。
1,100円の入館料で飲み物とケーキが付きます。飲み物はコーヒーやジュースから選べます。
1週間前までに予約をすると、老舗仕出し屋のお弁当をいただけます。1,200円を基本に、500円きざみで好みに合わせた内容を注文できます。さらに500円追加で食べられる、手打ちの越前そばも評判です。風情ある空間で美しい庭を眺めながら食べる料理は、より一層おいしく感じられます。
越前市若竹町6-27
0778-23-5011
10:00~16:00
火曜、水曜、年末年始(12/29~1/5)、不定休
20台
入館料1,100円(飲み物、ケーキ付き)※+500円でそば付き(土日限定)
※事前予約で仕出し弁当(1,200円~)